脱毛ができないお客様ってどんな人?

日焼けをしていると脱毛ができない

サロンやクリニックで、今やだれでも簡単に脱毛を受けられるようになっています。
価格もリーズナブルなので、腕や足や背中などのムダ毛が気になれば気軽にお手入れすることができます。
ただ一つ注意しなければいけないことは、日焼けをしているお客様は脱毛ができないという事です。

そもそも脱毛施術は、レーザーや光を照射することで毛乳頭を破壊して毛の発育を止めることが可能です。
照射する光はメラニンという皮膚の下の黒色に反応するので、皮膚にダメージを与えることなく安全に施術ができます。
しかし、日焼けをして肌が黒い状態だと、光が肌自体にも反応してしまいます。
その結果、皮膚は通常よりも強い刺激を受けることになり、肌トラブルが生じるリスクが高いです。
さらに、日焼けをしている肌は極度に乾燥しているので、施術によってかゆみや痛みが増すこともあります。
このような理由から、日焼けをしている方は脱毛ができないとされているのです。

アレルギー体質のお客様も脱毛ができない

意外と知られていませんが、アレルギー体質のお客様も脱毛ができないことがあります。
例えば、紫外線アレルギーや光過敏症の方の場合、光やレーザーを照射すると肌トラブルが起こりやすくなるからです。
施術直後は何も問題なくても、時間が経過すると水ぶくれになってしまった、ひどいかゆみが出たという事態になる恐れがあるのです。

光過敏症などは、普通に生活していても気づかないケースが多いと言われています。
ただ普段から少し太陽に当たるだけで皮膚に強いかゆみや腫れや発疹、目の充血などの症状がみられる場合、紫外線アレルギーの可能性が高いです。
自分がアレルギーかもしれないと思ったら、すぐに病院で検査を受けてみるといいでしょう。
あるいは、医療脱毛クリニックでも施術の前に専門医に診察してもらうことが可能です。
施術を受けて大きな肌トラブルが生じたら大変なので、まずはきちんと医師の診断を受けることが大事です。

まとめ

腕や首や両脇などのムダ毛を他人に見られてしまうと、かなり恥ずかしい思いをしてしまいます。
よって、若い女性を中心にサロンやクリニックで脱毛施術を受ける方が多いです。

しかし、誰でも気軽に受けられるというわけではありません。
日焼けをしている方、アレルギー体質の方は、無理に施術を受けると肌トラブルが生じる可能性があるからです。
安全にムダ毛のケアをしたいならば、日焼けをしないこと、自分がアレルギーかどうか医師の判断を仰ぐことが大事です。