家庭で行う脱毛機とエステの脱毛機の違いは?

脱毛機のコストと出力に差がある

エステで用いられる業務用の脱毛機は本体価格が高く、安い機種であっても100万円以上するので個人が家庭で利用するために購入するのは現実的とは言えないものです。
家庭用のものであれば小型で安く、高性能のものでは10万円を超えますが業務用より大幅に安いです。

脱毛の原理に関しては光を使用した方式であることは共通しています。
しかし、エステであれば知識のある施術者が処理を行うのに対して家庭では素人が扱う点が違います。
エステの脱毛機の出力は医療用のものと比べて低く抑えられていますが、それでも調整を誤れば火傷する危険性があるのものです。
そのため、家庭用のものは素人でも安全に利用できるようにさらに出力が低めになっているため、効果も低くなります。
なお、それでも火傷しないというものではないので注意が必要です。
色素の濃い部位などに最初から最大出力で照射を行うのは適切ではないため、低い設定から少しずつ調整を行うのが安全です。

エステの脱毛機には様々な種類がある

一般的にエステや家庭で使用される脱毛機は皮膚に光を照射してメラニン色素を含んでいる毛根に吸収させ、発熱させてダメージを与えることで再生を抑える方式です。
この方式では色素の薄い毛では効果が出にくく、日焼けしている肌はやけどの危険性が出るので高い出力を使えないなどの制限があります。

 近年のエステの脱毛機では光を使用して施術することに変わりはありませんが、弱い出力の光を連続で照射し、発熱させる方式のものもあります。
こちらでは色素の状態に関係なく利用できるメリットがあり、皮膚が受けるダメージも低下させられるので従来のものよりも早く脱毛が完了するのが特徴です。
光を使用する脱毛にも様々な方式があり、エステの脱毛機ではより効果的な最新の技術が用いられた機種を選択することができます。

家庭用の脱毛機も照射速度や最大出力、照射範囲や1回にかかる費用などで様々な種類がありますが、基本的な方式は同じものです。

まとめ

基本的な脱毛の原理は家庭用のものでもエステのものでも同じであるため、どちらを利用しても効果を得られます。
より高い効果を求めるのであれば原理なども確認してエステを利用した方が短期間で脱毛を終わらせることができ、専門の施術者が対応するので仕上がりも良くなります。

エステに通う時間がない、お金を節約した場合などは家庭用の脱毛機を利用すると良いでしょう。
出力が弱くても火傷の危険性はありますので、使用方法を守って利用しなければなりません。